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水木サンの幸福論   水木しげる著
水木しげるの漫画が小学生の頃から大好きで、
ゲゲゲの鬼太郎とか悪魔くんとか漫画やテレビで見てたけど、
この度、初めて文字(?)で書かれた本を読んでみた。

水木さんは、戦争で左腕を失い、やっとのことで日本に帰ってきて、
紙芝居や貸本、漫画を描いていても、40歳過ぎまで芽が出ずに、死ぬか生きるかの生活。
それでも、自分の好きなこと(絵を描くこと)をやめなかった人だ。

水木さんの言う、“好きの力”。
これは、本当に大きな力であると思う。
私は、人って“好き”な事をするために生きているんじゃないか・・・とよく思う。

この世知辛い世の中で、自分を救ったり、慰めたり、勇気付けたりしてくれるのって、“好き”な物や事や人であると思う。
そして、なにより大切なのは、その自分の持っている“好きの力”だ。

私は、とにかく次から次へと色々興味がわいて、あれもやりたい、これもやりたいっていう方。
だからか、最近、「やりたい事や好きな事があっていいね」って言われる。
この前なんか、「私には、夢も希望ないし、10年後自分がどうなっているか想像も出来ない」なんていう友達がいた。
う~ん。そうなのか・・・。

私から、“好き”な事を取ったら、たぶん生きていけないと思う。
私にとって、“好きの力”は、“生きる力”だ。
でも、“好き”な事をやる=幸せになるっていうのは、又、別の話。

じゃあ、幸せになるってどういうことなんだろうか?
その答えは・・・・まだまだ、出ない。
by chio-ringo | 2004-11-27 15:55 |
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