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漢方治療を受ける方の食事上の注意
月1回、通っている漢方クリニック。
この前の診察の時に、食事上の注意が書かれた紙をもらった。

私は、内臓系(特に胃)が弱いので、
前々から、「脂っこいもの、甘いもの、はなるべく食べないでね」って言われていた。
(胃にすごく負担がかかるから・・・だそう)

でも、その注意書きを読んで、なるほどな・・・って思った。




~漢方治療を受ける方の食事上の注意~

・食べたくない時は食べない。
・よく噛み、量は少なめに。腹7、8分目で。
・動きに応じた量を取る。余り動かない日は、少なめに。
・なるべく季節のものを食べる。
・野菜、海草(昆布、わかめ、ひじき)、胡麻、大豆製品(豆腐、おから、ゆば、高野豆腐)など、アルカリ性食品を努めて食べる。野菜には、火を通し「おひたし」や「煮付け」にして温めて食べる。
・小魚、煮干、ごまめ、魚の干物などは、まるごと食べる。
・油は、植物性(ごま油など)のものを使いましょう。
・肉類、卵、ハム、ソーセージ、バター、白砂糖、白米など、酸性食品は、食べ過ぎない。
・体の弱っている人は、なるべく生ものや体を冷やす食品を控える。
・甘いもの、果物、生野菜、清涼飲料水、アイスクリーム、刺身などは体を冷やすので、
なるべく食べない。
・加工食品、色付食品、インスタント食品などの、添加物が入っているものは
なるべく避けましょう。
・バランスよく、色々な物をとるようにしましょう。

これって、思いっきりマクロビオティックな食事法だ。
先生は、そうは言ってなかったけど。
季節のものを食べること=身土不二、丸ごと食べること=一物全体
は、マクロビの基本となる食事法。
そして、アルカリ性食品=陽の食べ物、酸性食品=陰の食べ物で、
体の弱っている人は体が陰に傾きやすいから、陽の食べ物を食べると良いということ。
よく噛んで食べ、腹八分目、生野菜には火を通して食べるって、その通りだ。

自分のちょっと勉強したことが、実際にその現場で使われていることを目の当たりにすると、
やっぱり嬉しい。基本となること、真理となることは、必ずつながっていると思った。
この食事法を100%することはなかなか大変だけど、
知っていると知らないとじゃ全然違うと思う。
でも、こういう考え方もあるんだよ~って事が、世の中に浸透して行ってくれると、
何かが少しずつ変わる気がする。

結局、気持ちよく生きれること、自分にとって正しいことは、
自分の体に素直に聞くということが一番だ。
食べたくない時は食べない。冬に、ビールやアイスクリームは食べない。
そんな基本的でシンプルな考え方。
どこで、狂っちゃったのかな・・・?
by chio-ringo | 2005-01-05 13:40 | 生活
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