ひょうたんの本
ひょうたんの本を何冊か読みました。

b0054993_2213471.jpgひょうたんの絵本 おおつき よしあき著
ひょうたん界では有名(?)なジャンボひょうたん会の設立者、おおつきさんのひょうたんの絵本です。絵本なので大判で、絵がたくさんでとても読みやすい。けれど、内容はかなり濃い・・・。ひょうたんの育て方、ジャンボひょうたんの育て方、加工の仕方、ひょうたんの種類、歴史、ひょうたんで作る、マラカス、オカリナ、ランプ、スピーカーの作り方等など。簡単に分かりやすく書いてあります。一番、驚いたのはひょうたんが水入れになるのはもちろん、火にかけられるという事。2~3回ならば、お湯を沸かすことが出来るそう。いつか、ひょうたんで沸かしたお湯でお茶が飲んでみたい。出来れば、ご飯とかも炊いてみたい・・・。夢が広がりました。


b0054993_2213454.jpgとことん楽しむヘチマ・ヒョウタン  堀 保男著
ひょうたんの育て方を参考にしました。写真入りで詳しく説明してあります。ひょうたんとヘチマは同じウリ科の植物。育て方も似ています。ひょうたんが今の時代まで育てられてきたのは、道具や容器として非常に重宝されてきた歴史があるから。軽くて丈夫で水漏れがしない道具は、プラスティックが出てくる前までは、非常に貴重だったんです。ひょうたんLOVEな私ですが、来年はヘチマも育ててみたい。ひょうたんは肥料も食うし、病気にも弱い植物ですが、ヘチマは基本的にとても強い植物。ヘチマ水で石けん作って、ヘチマたわしも作りたい。野望が広がりました。

ひょうたんの作り方・楽しみ方 全日本愛瓢会
これは、マニアックな本です(笑)。ひょうたんの加工の仕方も板で挟んで形を変えたり、漆塗り、金箔はり、カビを生やした模様を楽しんだり、写経したり、螺鈿したり、デコパージュしたり・・・。面白いけど、なかなか素人には出来ない技です。あとは、ひょうたんの歴史について詳しく書かれています。一番興味深いのは、ひょうたんを使った楽器について。ひょうたんはとても共鳴がよい素材なので、多くの楽器に使われていて、カリンバやシタール、ビリンバウ、胡弓、ヘビ使いの笛(コブラ笛)、カスタネット、マラカス、フラタイコ、ギロ、マリンバ・・・など等。しかも、こういった民族楽器というのは、その民族の歴史をとても伝えているもので、支配されていた時代に、民族の武術を絶やさないため支配者にカモフラージュするのに武器にひょうたんをつけて楽器にしていたり。音楽や踊りというのは、そもそも神に捧げるためのものであったことから、ひょうたんと信仰の関わり、ひょうたんの種子は生命誕生のシンボルで、中が空洞で見えないというのは、異次元の世界を意味したり。また、生きていくうえで欠かせない水をいれる水入れとして、水と同じくらい尊ばれて、空と水の信仰がひょうたん文化の根底にある・・・そうです。う~ん深いね、ひょうたん。
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by chio-ringo | 2006-09-19 22:55 |
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