廃油ろうそく
b0054993_1243397.jpg廃油でろうそくを作りました。

作り方は、かんたん。廃油を市販の油脂凝固剤で固めるだけ。通常の分量の約2倍で固めました。ろうそくの芯は、タコ糸。毎日使いたいので、色々試しました。

廃油で作りますので、一番気になったのは燃やしたときの匂い。廃油の中に残る食物の匂いなのかな~と思ったら、廃油の油=菜種油自体の匂いでした。菜種油は、江戸時代から灯りとして使われてきたそうですが、江戸時代の灯り・・・は、なかなか馴染みませんでした。

そこで、廃油に匂いの少ない綺麗な油を新たに足して作ってみたところ、それほど匂わないろうそくにやっとなりました。ろうそくの形も、最初はフィルムケースで作って、固まらせた後ケースから抜き取って使ったんですが、溶ける溶ける・・・(笑)なので、小さな耐熱のガラス容器に入れて作ることにしました。


b0054993_12463937.jpg写真のろうそくは、何も色付けしてませんが、燃やしていると溶けた部分と固まっている部分で層が出来て、とても綺麗・・・。他には、クレヨンで色付けしたものも作りました。

こうしてやることによって、水を汚してしまう廃油が少しでもリサイクル出来たらいいな~と思います。

みなさんも、簡単に出来ますので、いろいろ試して作ってみると面白いですよ。





石けん屋とろうそく屋って、兼業してるところが多かったんですよね、昔は。
なので、私もろうそくを作りたいなって、実はずっと思っていたんです。
今のろうそくの原料は、パラフィンとステアリン酸。パラフィンというのは石油から作られるもの。使い心地はとてもいいんですが、石油を使い続ける訳にはいかない。

そこで、みつろうロウソクを作ったりもしました。みつろうロウソクは、蜂の巣から採れるみつろうを固まらせたもので、ハチミツの香りなんかもして、とてもいい。炎もとてもやわらかい。でも、唯一の欠点は、高いんですよね~。毎日使うには、なかなか・・・。みつろうロウソクは、特別なときに使うようにして、それに代わるものを探していました。そこで、廃油ろうそくです。

有名な歌舞伎に「女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)」というお話があって、江戸時代に油やさんってあったんだ~と知って、じゃあ油って何に使ってたの?というと、灯りとして使っていたんですよね。その灯りの油として使われていたのは、菜種油だったそうです。お皿に注いだ菜種油に布なんかの芯を浸して、灯りをともしていたといいます。でも、私も試しましたが、菜種油って熱すると結構匂うんですよ。野外や窓を開けて使う分にはいいんですけど、締め切った部屋で使うと気持ち悪くなります(笑)。江戸時代の人たちにとって、夜の灯りはとても大切だったろうし、油もとても高くて貴重品だったと言いますから、そんなことは言ってられないんだろうけど・・・、絶対臭かったはず!それだからか、その後、菜種油からエゴマ油に代わったそうですが。

廃油ろうそくを作るにあたって、本来ならば廃油100%使用・・・が理想的なんだろうけど、匂いの欠点で使わなくなるならば、私は廃油と新しい油、半々にして匂いを抑えて使うことにしました。容器も芯が1本ならば、小さ目を使ったほうがいいです。大きい容器だと、途中で芯が埋もれてホ炎が小さくなったりします。この場合は、ろうをティッシュで吸い取ったり、こぼしたりすると復活しますが。逆に、炎が大きすぎてススが出てくる場合は、芯を爪切りなどで切って短くするといいです。

これからも、作り続けていくと思うので、また新たな発見があった時には、お伝えしようと思います。というか、例のギャラリーのワークショップで、廃油ろうそく作りするかも?!少しづつでも広げていきたいな~と思います。
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by chio-ringo | 2006-10-12 13:49 | 生活
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