はじめてのお茶会
11/3、はじめてのお茶会に行って来ました。場所は、上野の国立博物館の庭園内。そこには、5つのお茶室があって、うち3つを使って開かれていました。お茶・・・。興味はあるけれど、なかなか習う機会がなくてこの歳まできましたが、やっぱり日本の道具、作法、行儀、着物・・・などは美しくて、私は見惚れてばかりいました。前の日に、即席で作法を少々習いましたが、見よう見まねでなんとか・・・なったかな~?

一番の見物は、人間国宝の丸山応挙の墨絵が飾られた応挙館。このお茶室は、床の間、ふすますべてに応挙の墨絵が描かれていたそうですが、それもとうとうしまわれて、床の間だけに・・・。その床の間の墨絵も今月いっぱいで仕舞われてしまうそうで、本当に本物を見れるのがこの機会だけ・・・だったのです。はじめてみましたが、すごい素敵だった・・・。静かな中にも力強さがあるというか、吸い込まれそうになりました。・・・部屋一面の風景をみてみたかった。
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応挙の墨絵
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第2のお茶室だった転合庵
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転合庵の中
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転合庵の床の間のしつらえ
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第3のお茶室だった春草盧


一人で行ったので、回るのも一人かな~なんて思っていたら、最初のお茶席で一緒だった方々が最後まで一緒に回って下さいました。しかも、私以外は全員お着物。男性の方もすごいお洒落で、こういうお洒落な先輩方々と風流な会話なんてしていただいたりして、幸せでした。お茶席は、緊張したりもしたけど何より正座が・・・。普段、座禅とか組んで1瞑想とかしてるので大丈夫かな~なんて気楽に思っていたら、とんでもない。3席とも足がしびれてしびれて、ばれないように必死(笑)。普段の生活が全て出るところです、お茶席というのは(たぶん)。

なにより、すごいいい経験になった。そうそう、応挙館のお茶席では、応挙の墨絵以外にも、使われていた道具がすごくて、私ははじめて十四、五世紀の安南の磁器の染付けのお茶碗を触りました。出土したものだそうです。たぶん、普通じゃ絶対触れないです。博物館ものです。いつか、ああいうお茶碗でおもてなしされてみたい(・・・無理か)。

それから、帰りには「仏像展」にも行って来ました。こちらもまたすごくて、宝誌和尚立像に衝撃。宝誌和尚とは、皮をはいだら十一面観音様だった・・・という和尚様で、その皮をはいだらというのがリアルに像になっているんですよ。私は、しばらく口をあけて立ちすくんでしまいましたよ。・・・なんてスプラッタな。それ以外にも、円空と木喰にはやられましたね。見に行ってください、皆さん。

・・・と、自分では今だ消化しきれないくらいの感動を受けた日で御座いました。
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by chio-ringo | 2006-11-05 22:12 | 旅・自然・自転車
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