「光ってみえるもの、あれは」 「ゆっくりさよならをとなえる」     川上弘美 著 
川上さんの本を久しぶりに2冊読んだ。

b0054993_1148140.jpg「光ってみえるもの、あれは」
ちょっと変わった(?)家庭環境で育った高校生の青春物語。彼を取りまく友人や大人たちの係わり合いやすれ違いやらなんやらで、とても青い気持ちになる物語。川上さんの小説は何冊か読んだけど、ちょっと性的な表現とか出てきて、でも高校生の男の子・・・には当たり前のことで、それが最初驚いたけど、ぜんぜん嫌な感じじゃなくてそれにも驚いた。川上マジックですな。自分が高校生のときってどんなんだったろうか?同じだったような全然違ったような・・・。

b0054993_11481353.jpg「ゆっくりさよならをとなえる」
短編のエッセイ集。これはすごいよかった。実は、風邪を引いて寝床でうんうんしてる時に読んだんだけど、途中寝てしまっても短編だからすぐ読み返せるし、本当に面白い。川上さんの性格や生活が伺えるし(酒好き、本好き、出不精、みかん好き、でも家庭的‥)。そして、最後にはぽろり・・とさせられました。う~ん、題名がこうだからね。選んだ時の私は、本当は泣きたかったのかもしれない。・・・なんてね。

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by chio-ringo | 2006-06-11 13:53 |
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